子供の睡眠時無呼吸症候群|症状チェック・何科を受診?原因や扁桃腺の治療も解説
「子どものいびきが毎晩大きい」「眠っている間に呼吸が止まったように見える」と、不安を感じていませんか。睡眠時無呼吸症候群は子供にもみられる病気で、夜間の呼吸だけでなく、起床時の機嫌や日中の集中力、成長などに影響する可能性があります。
ただし、いびきがあるからといって必ず睡眠時無呼吸症候群とは限らず、症状の現れ方や原因には個人差があります。扁桃腺やアデノイドの肥大、鼻づまり、肥満、顎の発達などが関係することもあるため、気になる症状が続く場合は自己判断で放置せず、耳鼻咽喉科や小児科に相談することが大切です。
この記事では、子供の睡眠時無呼吸症候群でみられる症状のチェックポイント、受診すべきサイン、何科に相談すればよいか、主な原因や検査、治療の流れ、扁桃腺摘出やアデノイド手術が検討されるケースまで、保護者の方にわかりやすく解説します。
⚠️当院スリープメディカルクリニックは成人向けのいびき診療を行っており、小児の診療・検査・治療には対応していません。お子さんの症状は、小児診療に対応する医療機関へご相談ください。
子供の睡眠時無呼吸症候群、まず何をすればいい?

子どもに大きないびきが繰り返しみられる、眠っている間に呼吸が止まるように見える、胸やみぞおちを大きくへこませて苦しそうに呼吸している場合は、頻度だけで自己判断せず、耳鼻咽喉科や小児科に相談しましょう。
小児の睡眠時無呼吸症候群は、扁桃腺(口蓋扁桃)やアデノイドの肥大、鼻づまりなどが関係する場合があります。
様子見だけにしない方がよいサイン
次のような様子が繰り返しみられる場合は、長期間そのままにせず、医療機関への相談を検討してください。
- 大きないびきが繰り返される
- 睡眠中に呼吸が止まるように見える
- 苦しそうに息をする、胸やみぞおちがへこむ
- 寝汗が多い、寝相が激しい
- 日中に眠そう、集中しにくい、落ち着きがない
- 成長や体重の増え方が気になる
受診の必要性は「週に何回あるか」だけで一律に決まるものではありません。症状の内容や程度、日中の様子も含めて医師が判断します。
なお、子どものいびきには、睡眠時無呼吸症候群だけでなく、風邪や鼻づまりなど一時的な原因が関係することもあります。子どものいびきについて幅広く確認したい方は、以下の記事も参考にしてください。
すぐに医療機関を受診・救急相談した方がよいサイン
次のような症状がみられる場合は、外来受診を待たず、救急相談や救急要請を検討してください。
- 唇や顔色が青紫色になる
- 起きているときも呼吸が苦しそう
- 呼吸が弱い
- 意識の状態がおかしい
- 明らかにぐったりしている
判断に迷う場合は、症状を長く様子見せず、早めに医療機関や救急相談窓口へ相談しましょう(参照:厚生労働省「子ども医療電話相談事業(#8000)について」)。
子供の睡眠時無呼吸症候群の症状【チェックリスト】

小児の睡眠時無呼吸症候群では、夜間のいびきや無呼吸だけでなく、起床時の不調や日中の行動にもサインが現れることがあります。気になる症状がないか、次の表を目安に確認してみてください。
| 場面 | よくみられるサイン |
|---|---|
| 睡眠時 | 大きないびき |
| 睡眠時 | 呼吸が一時的に止まるように見える |
| 睡眠時 | 陥没呼吸(胸やみぞおちがへこむような呼吸) |
| 睡眠時 | 寝汗が多い、寝相が激しい |
| 起床時 | 口が乾いている、頭痛を訴える |
| 起床時 | 機嫌が悪い、なかなか起きられない |
| 日常生活 | 口呼吸が目立つ |
| 日常生活 | 集中しにくい、落ち着きがない |
| 日常生活 | 成長や体重の増え方が気になる |
これらは受診を考えるための目安です。複数当てはまっても睡眠時無呼吸症候群と確定するわけではなく、診断は医師が行います。
いびきがなくても睡眠時無呼吸症候群になる?
いびきが目立たなくても、呼吸が浅くなる、胸やお腹を大きく動かして呼吸するなど、普段より強い力を使って呼吸する「努力性呼吸」がみられる場合があります。
「いびきがないから大丈夫」とは判断せず、呼吸の様子や日中の症状も確認しましょう。
陥没呼吸とは
陥没呼吸とは、息を吸うときに肋骨の間や鎖骨の上、みぞおち周辺がへこむように見える呼吸です。気道が狭くなると呼吸の努力が強まり、このような動きがみられることがあります。
苦しそうな呼吸や顔色の変化を伴う場合は、早めに医療機関へ相談してください。
睡眠中の様子を動画で撮っておくと診察の参考になる
いびきの音、呼吸が止まるように見える場面、胸やお腹の動き、寝姿勢など、動画に残しておくと診察時の参考になる場合があります。
ただし、動画だけで診断はできません。子どもの安全確認を優先してください(参照:日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会「睡眠時無呼吸」)。
なお、睡眠中のいびきや音の変化を継続して確認したい場合は、いびきアプリを記録の補助として活用する方法もあります。アプリでできることや選び方、使用する際の注意点については、以下の記事で詳しく解説しています。
子供の睡眠時無呼吸症候群は何科を受診すればいい?

子どもの大きないびきや睡眠中の無呼吸が気になる場合は、まず耳鼻咽喉科または小児科への相談が基本です。
扁桃腺やアデノイドの肥大、鼻づまりが疑われる場合は耳鼻咽喉科、全身状態や発育も含めて相談したい場合や乳幼児で判断に迷う場合は小児科が相談先になります。
| 症状・状況 | 主な相談先 |
|---|---|
| 大きないびき、無呼吸、扁桃腺やアデノイドの肥大が疑われる | 耳鼻咽喉科 |
| 全身状態や発育も含めて相談したい、乳幼児で判断に迷う | 小児科 |
| 鼻づまり・アレルギー性鼻炎が強い | 耳鼻咽喉科・小児科 |
| 口呼吸・歯並び・顎の発達が気になる | 小児歯科・矯正歯科 |
| 睡眠検査が必要と判断された | 小児の睡眠診療に対応する専門医療機関 |
受診先を一つに決めきれない場合は、まず耳鼻咽喉科または小児科に相談し、必要に応じて他科を紹介してもらうとよいでしょう。
なお、大人の睡眠時無呼吸症候群では、症状や原因に応じて呼吸器内科や耳鼻咽喉科、睡眠専門外来などが受診先の候補になります。大人の受診先の選び方や、初診から検査までの流れを詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
👉 大人の睡眠時無呼吸症候群の受診先・受診の流れを詳しく見る
子供の睡眠時無呼吸症候群とは?大人との違い

小児の睡眠時無呼吸症候群(OSA)は、睡眠中に上気道が狭くなったり塞がったりすることで、呼吸が弱くなる、止まるといった状態を繰り返す病気です。
大人と子どもでは診断や重症度評価の考え方が異なり、成人の基準をそのまま当てはめることはできません。
小児は大人より少ない無呼吸でも評価対象になる
睡眠検査では、1時間あたりの無呼吸や低呼吸の回数を示す「AHI(無呼吸低呼吸指数)」が評価に使われます。
国際睡眠障害分類第3版(ICSD-3)では、小児OSAは症状があり、PSGで1時間あたり1回以上の閉塞性無呼吸・混合性無呼吸・低呼吸などが確認されることが診断基準の一つです。小児では成人より低いAHIでも評価対象になる点が特徴です。
小児の睡眠時無呼吸症候群に関するガイドライン
2026年時点で、国内には小児OSAに特化した統一的な診療ガイドラインはまだなく、日本小児耳鼻咽喉科学会でもガイドライン作成に向けた検討が進められています(参照:J-STAGE「小児OSAに対する手術適応と術式選択は?」)。
実際の診療では、ICSD-3などの診断基準や国内外の医学文献を踏まえて医師が判断します。
乳児・幼児でも睡眠時無呼吸症候群になる?
睡眠時無呼吸症候群は幼児にも起こることがあります。一方、乳児、とくに1歳未満では年長児とは原因や呼吸パターンが異なる場合があります。気になる呼吸がみられる場合は、自己判断せず小児科に相談してください。
子供の睡眠時無呼吸症候群の原因|扁桃腺・アデノイド肥大との関係

小児の睡眠時無呼吸症候群では、口蓋扁桃(一般に「扁桃腺」と呼ばれる部分)やアデノイド(咽頭扁桃)の肥大が代表的な原因の一つです。
ただし、アレルギー性鼻炎、肥満、顎や顔面の形態など、複数の要因が重なる場合もあります。
扁桃腺肥大・アデノイド肥大とは
口蓋扁桃は喉の左右に、アデノイドは鼻の奥から喉につながる部分にある組織です。これらが大きくなると空気の通り道が狭くなり、いびきや無呼吸につながることがあります。
ただし、扁桃腺やアデノイドが大きいからといって、必ず睡眠時無呼吸症候群になるわけではありません。症状や検査結果を含めて医師が総合的に判断します。
アレルギー性鼻炎・鼻づまりとの関係
アレルギー性鼻炎などで鼻づまりが続くと、鼻呼吸がしにくくなり、口呼吸が目立つことがあります。鼻閉が睡眠中の呼吸に影響する場合もあるため、鼻炎の有無も確認が必要です。
一方、咳は小児OSAに特有の症状ではありません。長引く場合は、風邪や喘息など別の原因も含めて医療機関に相談しましょう。
なお、鼻炎や鼻づまりはいびきに関係する要因の一つで、大人のいびきでもみられます。鼻炎のタイプや治療法、受診の目安について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
肥満との関係
肥満も小児OSAに関係する要因の一つです。気道周囲の組織などが呼吸に影響し、OSAのリスクを高めることがあります。体重管理が必要な場合も、成長期であることを踏まえて小児科などに相談してください。
成長期の顎の発達・歯並びとの関係
上顎が狭い、下顎が後方にあるなど、顎や顔面の形態が上気道の広さに関係する場合があります。口呼吸や歯並び、顎の発達が気になる場合は、小児歯科や矯正歯科との連携が検討されることもあります。
ただし、歯科・矯正治療だけですべての小児OSAが改善するとは限らず、原因に応じた総合的な判断が必要です。
なお、顎や骨格など、いびきに関係する身体的な特徴は家族で似ることもあるため、「いびきは遺伝するのか」と気になる方もいるでしょう。いびきと遺伝の関係や、骨格・顎、肥満体質との関係について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
子供の睡眠時無呼吸症候群、検査はどう行う?

子どもの睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合は、まず問診や診察で、いびきや無呼吸の様子、扁桃腺・アデノイド、鼻づまり、日中の症状などを確認します。そのうえで必要に応じて、睡眠中の呼吸状態を調べる検査が行われます。
問診・診察で確認すること
問診や診察では、主に次のような点を確認します。
- いびきの有無
- 呼吸が止まるように見える場面
- 努力性呼吸の有無
- 扁桃腺の大きさ
- 鼻づまりの有無
- 日中の眠気や集中力
- 発育状態
睡眠中の様子を撮影した動画があると、診察の参考になることもあります。
PSG(終夜睡眠ポリグラフ検査)とは
PSGは、睡眠中の呼吸や血液中の酸素の状態、睡眠の深さなどを詳しく調べる検査です。小児OSAの評価で重要ですが、必要性は症状や診察所見などを踏まえて医師が判断します。
自宅で行う簡易検査だけで診断できる?
簡易睡眠検査や夜間の酸素飽和度測定が診断の参考になる場合もありますが、結果が正常でも小児OSAを完全に否定できないことがあります(参照:J-STAGE「小児のOSAの診断はどのように進めたらよいのか」)。
症状や診察所見、必要に応じた精密検査を組み合わせて総合的に判断します。
子供の睡眠時無呼吸症候群の治療法|扁桃腺摘出・アデノイド手術について

子どもの睡眠時無呼吸症候群の治療は、原因や重症度によって異なります。
鼻炎などへの治療や経過観察が選択される場合もあれば、扁桃腺(口蓋扁桃)やアデノイドの肥大がOSAに関係している場合には、アデノイド切除術・口蓋扁桃摘出術が検討されます。
| 治療の方向性 | 主な内容 | 検討されるケース |
|---|---|---|
| 経過観察・原因への対応 | 睡眠状態の確認、鼻づまりなどへの対応 | 医師が軽症と判断した場合など |
| 鼻炎の治療 | アレルギー性鼻炎などの治療 | 鼻づまりが関与している場合 |
| 体重管理 | 食事や生活習慣の調整 | 肥満がOSAに関与している場合 |
| アデノイド・口蓋扁桃手術 | アデノイド切除術、口蓋扁桃摘出術 | OSAと扁桃・アデノイド肥大が関係し、医師が適応と判断した場合 |
| CPAPなど | 睡眠中に気道へ空気を送り、気道を保つ治療 | 手術が難しい場合や術後もOSAが残る場合など |
保存的治療・原因に応じた治療
症状が軽い場合や鼻炎が関係している場合には、経過観察や原因に応じた治療が選ばれることがあります。肥満が関係する場合も、成長期であることを踏まえ、体重管理は医師と相談して進めましょう。
扁桃腺摘出・アデノイド手術が検討されるケース
小児OSAでは、アデノイド肥大や口蓋扁桃肥大による上気道の狭窄が主な原因と考えられる場合、アデノイド切除術・口蓋扁桃摘出術が治療の選択肢になります(参照:国立成育医療研究センター「耳鼻咽喉科」)。
ただし、手術適応は扁桃腺の見た目の大きさだけでは決まりません。
実臨床では、睡眠検査の結果(AHIなど)とアデノイド・口蓋扁桃の肥大による上気道狭窄の程度を組み合わせて判断する報告が多く、症状、年齢、合併症なども含めて総合的に判断されます(参照:J-STAGE「小児OSAに対する手術適応と術式選択は?」)。
手術をしても睡眠時無呼吸が残ることはある?
手術によって症状の改善が期待できる一方、すべての子どもでOSAが完全に解消するとは限りません。
肥満、顎や顔面の形態、鼻腔の狭さなど別の要因が関係している場合には、術後もOSAが残ることがあります。その場合は再評価を行い、必要に応じてCPAPなど別の治療が検討されます。
睡眠時無呼吸症候群を放置すると子供の成長や発達に影響する?

小児の睡眠時無呼吸症候群では、睡眠の質が低下することで、成長、集中力、学習、行動面などに影響する可能性が報告されています(参照:厚生労働省 e-ヘルスネット「こどもの睡眠」)。
ただし、影響には個人差があり、睡眠時無呼吸症候群が特定の発達障害を直接引き起こすと断定することはできません。
成長への影響
子どもにとって睡眠は心身の成長に重要です。小児OSAでは、睡眠の分断や低酸素状態などが重なることで、成長の遅れとの関連が指摘されています。
ただし、成長には栄養状態や体質など多くの要因が関係するため、一律には判断できません。
集中力・学習・行動面への影響
小児OSAでは、集中しにくい、落ち着きがない、学習面で困りごとがみられるなど、日中の行動や認知機能との関連が報告されています。大人のような強い眠気ではなく、活発さや落ち着きのなさとして現れることもあります。
発達障害やADHDとの関係は?
睡眠時無呼吸症候群とADHDは同じ病気ではありません。小児OSAで注意力の低下や多動などADHDと似た症状がみられることはありますが、「OSAがADHDを引き起こす」とは言い切れません。
気になる場合は、睡眠と発達・行動の両面から医師に相談しましょう。
子供だけでなく保護者自身のいびきにも注意

お子さんの寝息やいびきを確認するうちに、ご自身やパートナーのいびきも気になり始めることがあります。
子どもと大人では、いびきや睡眠時無呼吸症候群の原因、診断、治療の考え方が異なるため、それぞれに適した医療機関で相談することが大切です。
大人のいびきで確認したいポイント
大人のいびきも、睡眠中の呼吸状態を見直すきっかけになります。
特に、大きないびきが続いている、睡眠中に呼吸が止まっていると指摘された、日中に強い眠気を感じるといった場合は、睡眠時無呼吸症候群が関係している可能性もあるため、医療機関への相談を検討しましょう。
ご自身では睡眠中の状態に気づきにくいため、パートナーやご家族からいびきや呼吸について指摘された場合も、一つの目安になります。
成人のいびきが気になる場合は当院で相談可能
ご自身や成人のご家族のいびきが気になる場合は、当院へご相談いただけます。
当院では、独自開発したいびきのレーザー治療「スノアレーズ」を行っています。治療が適しているかどうかは、お口やのどの状態、症状などを確認したうえで判断します。
お子さんのいびきをきっかけに、ご自身やパートナーのいびきも気になった方は、当院の無料カウンセリングをご利用ください。治療内容や費用についてご説明し、ご希望や状態に合わせてご案内いたします。
子供の睡眠時無呼吸症候群についてよくある質問

Q. 睡眠時無呼吸症候群の子供の特徴は?
大きないびき、睡眠中に呼吸が止まるように見える、口呼吸、寝汗、起床時の機嫌の悪さ、集中しにくさなどがみられることがあります。確定診断は医師が行います。
Q. 睡眠時無呼吸症候群の子供はどのような寝方をすればよいですか?
横向きなどで呼吸状態が変わる子どももいますが、すべての小児OSAに有効な治療として確立しているわけではありません。寝方だけで対応せず、原因を確認することが重要です。
乳児では安全な睡眠姿勢にも配慮が必要で、1歳になるまではあおむけで寝かせることが推奨されています(参照:こども家庭庁「赤ちゃんが安全に眠れるように」)。
Q. いびきをかいていなくても睡眠時無呼吸症候群のことはありますか?
あります。いびきが目立たなくても、呼吸が浅くなる、胸やお腹を大きく動かして呼吸する場合があります。いびきの有無だけで小児OSAを否定することはできません。
Q. 睡眠時無呼吸症候群の子供に陥没呼吸がみられるのはなぜですか?
気道が狭くなると、空気を吸い込むために強い力が必要になり、胸やみぞおちがへこむように見えることがあります。苦しそうな呼吸や顔色の変化を伴う場合は、早めに受診してください。
Q. 睡眠時無呼吸症候群は幼児でも起こりますか?
幼児でも起こることがあります。
扁桃腺やアデノイドの肥大が関係する場合もあります。一方、乳児では原因や呼吸パターンが異なる場合があるため、とくに1歳未満は小児科へ相談してください。
Q. 睡眠時無呼吸症候群の子供は何科を受診すればいいですか?
耳鼻咽喉科または小児科が基本です。
扁桃腺やアデノイド、鼻づまりが疑われる場合は耳鼻咽喉科、全身状態や発育も含めて相談したい場合は小児科が選択肢です。
Q. 簡易検査が正常なら睡眠時無呼吸症候群ではありませんか?
必ずしもそうとは限りません。
小児では簡易検査だけでOSAを完全に否定できない場合があります。症状や診察所見を確認し、必要に応じて精密検査を組み合わせて判断します。
Q. 睡眠時無呼吸症候群の子供はどのように治療しますか?
原因や重症度によって異なります。
鼻炎などの治療や経過観察が選ばれる場合もあれば、扁桃腺やアデノイドの肥大が関係する場合に、手術が検討されることもあります。治療方針は医師が判断します。
Q. 扁桃腺を摘出すれば睡眠時無呼吸症候群は治りますか?
扁桃腺やアデノイドの肥大が主な原因である場合は改善が期待できますが、すべての子どもで完全に解消するとは限りません。手術後も必要に応じて経過を確認します。
まとめ|子供のいびき・無呼吸が気になったら専門医へ

子どもの大きないびきや、睡眠中に呼吸が止まるように見える、苦しそうに呼吸するといった症状がある場合は、自己判断で長く様子を見ず、耳鼻咽喉科や小児科に相談しましょう。
小児では成人より少ない無呼吸でも評価対象になることがあり、原因として扁桃腺やアデノイドの肥大、鼻づまり、肥満、顎の発達などが関係する場合があります。
治療方針は、症状や診察所見、必要に応じた睡眠検査などを踏まえて医師が判断します。睡眠時無呼吸症候群と発達障害を直接結びつけず、成長や行動面も含めて総合的にみてもらうことが大切です。
なお、当院スリープメディカルクリニックでは小児の診療は行っていません。お子さんの受診とあわせて、ご自身や成人のご家族のいびきが気になる場合は、当院の無料カウンセリングをご利用ください。

