日中の眠気にお悩みの方へ
ESS

「昼食後にぼーっとしてしまう」「仕事中、寝てはいけないタイミングで眠気に襲われる」など、日中の眠気に悩まされる方は少なくありません。 一見、単純な睡眠不足や疲労によるものと考えがちですが、実は潜在的な病気が原因となっている可能性もあります。
日中の眠気の主な原因
日中の眠気には、「過眠を引き起こす病気」と「単純な睡眠不足」の2パターンがあります。
仮眠を引き起こす病気
睡眠中に呼吸が一時的に止まる睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、日中の強い眠気の原因としてよく知られています。 特に、以下のような症状がある場合は注意が必要です
- 睡眠中のいびきが大きい
- 睡眠中に呼吸が止まる、または浅くなる
- 朝起きたときに頭痛や喉の渇きを感じる
SASは、長期的には高血圧や心疾患、糖尿病のリスクを高めることもあるため、早期の診断と治療が重要です。
ナルコレプシーは、日中に強い眠気を感じる病気の一つで、突然眠りに落ちる発作が特徴です。 この症状は生活の質に大きな影響を与え、場合によっては交通事故や仕事中のミスを引き起こすことがあります。
- うつ病やストレス:精神的な健康状態が睡眠の質に影響を及ぼす場合があります。
- PMSや甲状腺機能の異常:ホルモンバランスが眠気に影響することも。
- 薬の副作用:服用中の薬が眠気を引き起こしている場合もあります。
睡眠不足
一般的な原因の一つが、単純な睡眠不足です。 現代社会では、仕事や家事、娯楽などの影響で必要な睡眠時間を確保できない人が増えています。 また、睡眠が不足すると、脳や身体の回復が不十分になり、日中に強い眠気を感じることがあります。
エプワース眠気尺度(ESS)で眠気をチェック

日中の眠気の程度を簡単にチェックする方法として、「エプワース眠気尺度(ESS)」があります。 この尺度は、8つの状況で眠りに落ちる可能性を回答し、スコアで評価するものです。 各質問は0~3点で評価されますが、合計点数が15点以上 になると高得点とされ、重度の過眠症状が疑われる場合があります。 気になる方は一度チェックしてみてはいかがでしょうか?
ESSで眠気のチェック日中の眠気対策
睡眠不足や寝付きの悪さが原因の場合、以下のような生活習慣の改善でも眠気の軽減に繋がります。
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十分な睡眠を確保する
大人の場合、1日あたり約7〜9時間の睡眠が推奨されています。 -
規則正しい生活を送る
毎日同じ時間に寝起きすることで、体内時計を整えることができます。 -
適度な運動を行う
適度な運動は睡眠の質を向上させます。
日中の眠気の原因が無呼吸症候群の場合
日中の眠気の原因が睡眠時無呼吸症候群(SAS)の場合、放置すると、高血圧・心疾患・脳卒中・糖尿病などのリスクが増加します。 また、眠気が原因で交通事故などのトラブルに巻き込まれる可能性もあり、大変危険です。 日中の強い眠気といびきが気になる場合、当院でもお力になれます。 まずはお気軽にご相談しに来てください。
当院の日中の眠気・いびき治療のご紹介

当院では、独自の医療レーザー「スノアレーズ」を使用していびきを治療しています。 スノアレーズは、いびきに対して最小限の痛みで高い効果を発揮しており、また、患者様一人ひとりの診察内容からオーダーメイドで照射内容を判断しているため、皆様にご納得いただける治療を提供することができます。 また、スノアレーズを口腔内に照射し、気道を広くすることで、いびきの改善や呼吸のしやすさに繋がり、睡眠の質が大幅に改善されます。 日中の眠気やいびきにお困りの方は、まずは当院のカウンセリングを受けてみてください。