いびきレーザー治療の4つのデメリット|効果なしの理由と失敗を回避する方法
いびきのお悩み

いびきレーザー治療の4つのデメリット|効果なしの理由と失敗を回避する方法

「いびきレーザー治療は本当に効果があるのだろうか」「高い費用を払ったのに効果なしだったらどうしよう」——そんな不安を抱えて、このページにたどり着いた方も多いのではないでしょうか。実際、「いびき レーザー治療 デメリット」「いびきレーザー治療 効果なし」「いびき 手術 しても 治らない」といった言葉が多く検索されており、治療を検討中の方や、すでに治療を受けた方の悩みは決して少なくありません。

いびきのレーザー治療は、身体への負担が比較的少なく、入院の必要もない治療法として注目されています。一方で、「複数回の治療が必要」「保険が使えず費用が高い」「思ったほど改善しなかった」といったデメリットがあるのも事実です。しかし、多くの情報がデメリットを列挙するだけで、その理由や対処法まで踏み込めていないのが現状です。

本記事では、「いびきレーザー治療の4つのデメリット」を軸にしながら、なぜ効果なしと感じる人がいるのか手術しても治らない場合に何をすべきか、そして失敗を回避するために事前に確認すべきポイントを、医学的な視点から分かりやすく解説します。

LAUPについて

本記事で詳しく触れる LAUP(レーザー口蓋垂軟口蓋形成術)は、切除を伴ういびきレーザー治療のひとつで、 費用面では保険適用となるケースがある治療法です。

一方で、このLAUPについては、日本呼吸器学会の「睡眠時無呼吸症候群診療ガイドライン2020」において、治療効果や安全性について慎重な見解が示されています。

その理由として、治療効果が十分に確認されていないことや、 術後の瘢痕拘縮によって、かえって気道が狭くなるリスクが報告されている点が挙げられています。

いびきレーザー治療を正しく理解するためには、 このような医学的ガイドラインやエビデンスを前提に、メリットだけでなく、治療の限界や注意点まで把握しておくことが重要です。

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いびきレーザー治療の4つのデメリット

いびきレーザー治療の4つのデメリット

いびきのレーザー治療は、「切らずに治療できる」「入院が不要」といったメリットがある一方で、事前に理解しておくべきデメリットも存在します。ここでは、「なぜデメリットになるのか」「どう対処すれば後悔を避けられるのか」まで踏み込んで解説します。

複数回のレーザー治療が必要な場合もある

いびきのレーザー治療、とくに切除しないタイプの治療(「ナイトレーズ」や、当院独自の「スノアレーズ」)は、1回で完結する治療ではないケースが多い点がデメリットです。喉の粘膜を徐々に引き締める治療のため、軽症でない限り複数回の照射が必要になります。

  • ナイトレーズやスノアレーズは、通常3〜5回の治療が必要
  • 1回で効果を実感できるのは軽症のいびきに限られる
  • 治療回数が増えるほど、通院の手間と費用がかかる

「1回で治ると思っていたのに、何度も通うことになった」という声も少なくありません。これは治療そのものが失敗というより、事前説明が十分でなかったことによる認識のズレが原因であることが多いです。

対処法:初回カウンセリングの段階で、「想定される治療回数」「どの段階で効果判定を行うのか」を必ず確認しましょう。治療計画を明確に説明してくれる医療機関を選ぶことが重要です。

保険適用外のため1回あたりの費用が高い

切除しないレーザー治療の大きなデメリットが、健康保険が適用されない自由診療である点です。費用は医療機関ごとに異なりますが、決して安価とはいえません。

なお、切除を伴うレーザー治療であるLAUPについても、 すべてのいびきに健康保険が適用されるわけではなく、 睡眠時無呼吸症候群の診断など一定の条件を満たす必要があります。

治療方法 費用目安 治療回数
LAUP(切除するレーザー治療) 【3割負担】
約30,000円
原則1回
ナイトレーズ 【自費】
80,000~100,000円 / 1回
3〜5回
スノアレーズ(当院独自のレーザー治療) 【自費】
■初回21,780円(税込)/ 1回
■通常99,000円(税込)/ 1回
3〜5回

「保険が使えないことを知らず、想定以上に費用がかかった」という声は非常に多く見られます。特に複数回の治療が必要な場合、総額での負担は無視できません。

対処法:治療前に総額でいくらかかるのかを必ず確認しましょう。また、自由診療であっても、年間の医療費が10万円を超える場合は医療費控除の対象になる可能性があります。分割払いに対応しているかどうかも、事前に確認しておくと安心です。

いびきの改善効果には個人差がある

レーザー治療は万能ではなく、すべてのいびきに同じような効果が出るわけではありません。その背景には明確な医学的理由があります。

  • 効果が出やすい人:非肥満体型(BMI 25未満)、軽症の睡眠時無呼吸(AHI 15未満)
  • 効果が出にくい人:肥満体型(BMI 25以上)、中等症~重症の睡眠時無呼吸

また、いびきの原因が喉ではなく鼻や舌の付け根(舌根沈下)にある場合、レーザー治療を行っても十分な改善が得られません。特に鼻づまりが原因の「鼻いびき」は、レーザー治療の適応外となります。

対処法:治療前に睡眠ポリグラフ検査などを行い、AHI(無呼吸低呼吸指数)や原因部位を正確に把握することが重要です。「自分のいびきはレーザー治療に向いているのか」を明確にしたうえで治療を選択しましょう。

治療方法によって、一時的に喉の痛みや違和感が生じる場合がある

レーザー治療は治療方法によって、痛みの程度やダウンタイムに違いがあります。

治療方法 痛み ダウンタイム
LAUP(切除するレーザー治療) 中程度 術後1~2週間ほど、強い痛みやヒリヒリ感が続くことがある。
ナイトレーズ 軽度 ダウンタイムは比較的短く、日常生活への影響が少ない。
スノアレーズ(当院独自のレーザー治療) 軽度 ダウンタイムは比較的短く、日常生活への影響が少ない。

治療方法によっては「仕事に支障が出るとは思わなかった」「食事が思ったよりつらかった」と感じる方もいます。特に術後の過ごし方を軽視すると、痛みが長引く原因になります。

対処法:施術後は刺激物やアルコールを控え、十分な休息を取ることが大切です。ダウンタイムの目安や注意点について、事前に具体的な説明を受けておくことで、不安や後悔を減らせます。

いびきレーザー治療の主なデメリット比較表

表は横にスクロールできます

治療方法 治療回数 費用目安 痛み ダウンタイム
LAUP(切除するレーザー治療) 原則1回 約30,000円
※一定の条件を満たした場合に限り、保険適用で3割負担
中程度 術後1~2週間ほど、強い痛みやヒリヒリ感が続くことがある。
ナイトレーズ 3〜5回 80,000~100,000円/1回
※自費診療
軽度 比較的短く、日常生活への影響が少ない。
スノアレーズ(当院独自のレーザー治療) 3〜5回 ■初回21,780円(税込)/1回
■通常99,000円(税込)/1回
※自費診療
軽度 比較的短く、日常生活への影響が少ない。

「効果なし」と感じる5つの理由を徹底解説

「効果なし」と感じる5つの理由を徹底解説

「いびきレーザー治療を受けたのに効果がなかった」「口コミで“効果なし”と見て不安になった」という声は少なくありません。ここでは、「なぜ効果を感じなかったのか」を理解できるよう、代表的な5つの理由とその対処法を解説します。

いびきレーザー治療で効果が出ない5つの理由を示した図

理由1:原因部位の誤診

いびきのレーザー治療で効果が出ない最も多い原因が、いびきの原因部位が正しく特定されていないことです。いびきは大きく分けて「鼻」「喉」「舌」の3か所が原因になります。

  • 鼻いびき:鼻づまりや鼻腔の狭さが原因
  • 喉いびき:軟口蓋や口蓋垂の振動が原因
  • 舌根沈下:舌の付け根が気道を塞ぐことが原因

レーザー治療が効果を発揮するのは、主に喉いびきの場合です。鼻づまりが原因の鼻いびきや、舌根沈下が主因の場合、喉にレーザーを照射しても改善は期待できません。

対処法:治療前に内視鏡検査を行い、いびきの音がどこで発生しているのかを正確に確認することが重要です。鼻いびきは、耳鼻咽喉科での専門的な治療が必要となります。

理由2:重症度が適応範囲を超えている

レーザー治療は、すべての睡眠時無呼吸症候群に有効なわけではありません。特に中等症~重症の睡眠時無呼吸症候群では、効果が限定的になることが分かっています。

2017年に発表された717人を対象とした研究では、レーザー治療後に「成功」と評価された方は約23%にとどまり、44%の方では症状が悪化したというデータも報告されています。

重症度AHI(無呼吸低呼吸指数)レーザー治療の適応
軽症5以上15未満適応あり
中等症15以上30未満効果が限定的
重症30以上推奨されない

対処法:術前に睡眠ポリグラフ検査を行い、AHI(無呼吸低呼吸指数)を正確に把握しましょう。自分の重症度を知らないまま治療を受けることが、「効果なし」と感じる大きな原因になります。

なお、睡眠時無呼吸症候群については、こちらの記事で解説しています。
👉 睡眠時無呼吸症候群の症状とは?セルフチェックや検査の方法

理由3:肥満の影響

肥満も、レーザー治療の効果を下げる大きな要因のひとつです。特にBMI 25以上の肥満体型では、気道の周囲に脂肪がつき、レーザーによる粘膜の引き締めだけでは十分な改善が得られません。

⚠️ 日本肥満学会では、BMI 25以上を肥満と定義しています。

研究では、非肥満体型(BMI 25未満)の方が、レーザー治療の改善率が高いことが示されています。逆に肥満体型の場合、治療後に「音はいびきは小さくなったが、無呼吸は改善しない」というケースも見られます。

対処法:BMI 25以上の場合は、レーザー治療を急ぐよりも減量を優先することが重要です。減量と並行して治療を行うことで、効果が出やすくなる可能性があります。

なお、いびきと肥満の関係については、こちらの記事で詳しく解説しています。
👉 いびきと肥満の関係|痩せたら本当にいびきは治るのか

理由4:舌根沈下が原因になっている

舌根沈下とは、睡眠中に舌の付け根が喉の奥に落ち込み、気道を塞いでしまう状態です。このタイプのいびきや無呼吸は、喉の粘膜を引き締めるレーザー治療では根本的な解決が難しいとされています。

「いびきの音は軽くなったが、息が止まる感じは変わらない」と感じる方の多くは、舌根沈下が主な原因となっているケースがあります。

対処法:舌根沈下が確認された場合は、マウスピース療法や他の治療法を検討する必要があります。治療法の選択を誤らないためにも、原因の見極めが不可欠です。

なお、舌根沈下の原因やリスク・治療法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
👉 舌根沈下は命に関わる?余命への影響と原因・治し方

理由5:治療回数が不足している

切除しないレーザー治療(「ナイトレーズ」や、当院独自の「スノアレーズ」)は、1回の照射で劇的な変化が出る治療ではありません。複数回の治療を前提として効果を高めていく治療法です。

「1回受けただけで効果がなかった」と感じて治療を中断してしまうと、本来得られるはずだった改善効果を実感できないまま終わってしまいます。

対処法:医師の指示に従い、あらかじめ説明された回数の治療を受けたうえで効果判定を行いましょう。途中で判断せず、計画的に治療を進めることが重要です。

「手術しても治らない」場合の5つの対処法

「手術しても治らない」場合の5つの対処法

「レーザー治療を受けたのに、いびきが治らなかった」「一時的に良くなったが、すぐ元に戻ってしまった」——このように、治療後も悩みが解消されず不安を感じている方は少なくありません。いびきのレーザー治療は有効な選択肢のひとつですが、改善しない場合には次に取るべき行動があります。

監修医
木村真聡

ここでは、「手術しても治らない」と感じたときに検討すべき5つの対処法を解説します。

対処法1:再検査を受けて原因を見直す

治療後に改善が見られない場合、まず行うべきなのが再検査です。術前と同じ検査を受けることで、「何が変わり、何が変わっていないのか」を客観的に確認できます。

  • 睡眠ポリグラフ検査でAHI(無呼吸低呼吸指数)を再評価する
  • 術前と術後の数値を比較し、改善度を確認する
  • 原因部位が変化していないかをチェックする

いびきや無呼吸の原因は、加齢や体重増加などによって変化することもあります。「治療が失敗だった」と決めつける前に、現在の状態を正確に把握することが重要です。

対処法2:他の治療法を検討する

レーザー治療だけで十分な改善が得られない場合、原因に応じて他の治療法を検討する必要があります。いびきや睡眠時無呼吸症候群には、複数の治療選択肢があります。

  • マウスピース療法:舌根沈下が原因の場合に有効
  • 他の手術法:UPPP(口蓋垂軟口蓋咽頭形成術)や舌根部手術など
  • CPAP療法:重度の睡眠時無呼吸症候群で必要になることがある

特に舌根沈下が原因の場合、喉へのレーザー照射だけでは限界があります。治療法を切り替えることで、はじめて症状が改善するケースもあります。

また、CPAP療法については下記の記事で解説していますので、参考にご覧ください。
👉 CPAP療法の効果と実際にかかる費用

対処法3:生活習慣を見直す

レーザー治療の効果を左右する大きな要因が、日常生活の習慣です。生活習慣が改善されていないと、治療効果が十分に発揮されないことがあります。

  • 減量:BMI 25以上の場合は特に重要
  • 禁酒:アルコールは気道周囲の筋肉を緩める
  • 禁煙:喫煙は喉や気道の炎症を引き起こす
  • 横向き寝:仰向け寝は舌根沈下を悪化させる

「治療を受けたから生活は変えなくていい」と考えてしまうと、改善が頭打ちになります。治療と生活習慣の改善は、セットで考えることが重要です。

対処法4:鼻の治療を行う

鼻づまりがあると口呼吸になり、いびきが悪化しやすくなります。レーザー治療後も改善しない場合、鼻の問題が見逃されている可能性があります。

  • アレルギー性鼻炎
  • 慢性副鼻腔炎
  • 鼻中隔弯曲症

これらの疾患がある場合、鼻の通りを改善しない限り、いびきが続くことがあります。

なお、鼻中隔湾曲症の手術には、メリットだけでなくデメリットもあります。詳しくはこちらの記事で解説しています。
👉 鼻中隔湾曲症の手術のデメリットや費用、治療の流れについて

対処法5:セカンドオピニオンを受ける

治療方針に不安がある場合や、説明に納得できない場合は、セカンドオピニオンを受けることも重要な選択肢です。医師によって診断基準や治療の考え方が異なることは珍しくありません。

  • 診断や重症度評価が適切だったかを確認できる
  • 他の治療選択肢を提示してもらえる可能性がある
  • 納得したうえで次の治療に進める

当院(スリープメディカルクリニック)でもセカンドオピニオンのご相談を受け付けており、現在の治療経過や検査結果をもとに、患者様一人ひとりに合った選択肢をご提案しています。「治らなかったから終わり」ではなく、次につなげる視点が大切です。

「失敗」を回避する5つのチェックポイント

「失敗」を回避する5つのチェックポイント

「いびきレーザー治療で失敗したくない」「高い費用を払って後悔したくない」——これは、治療を検討する多くの方が抱える共通の不安です。実際、レーザー治療そのものが悪いのではなく、治療前の確認不足や判断ミスによって「失敗した」と感じてしまうケースが少なくありません。ここでは、治療を受ける前に必ず確認しておきたい5つのチェックポイントを解説します。

チェックポイント1:術前検査が十分に行われているか

レーザー治療の成否を大きく左右するのが、術前検査の充実度です。検査をほとんど行わずに治療を勧められた場合、原因を見誤っている可能性があります。

  • 睡眠ポリグラフ検査:AHI(無呼吸低呼吸指数)を正確に把握
  • 内視鏡検査:いびきの音が発生している部位を確認
  • CT検査:気道の形状や狭窄の有無を評価

これらの検査を行わずに治療を開始すると、「そもそも適応ではなかった」という結果になりかねません。

チェックポイント2:いびきの原因部位が正確に特定されているか

いびきには原因部位ごとに適した治療法があります。原因部位の特定が曖昧なままレーザー治療を行うことは、失敗の大きな原因となります。

  • 鼻いびき:鼻づまりが原因(レーザー治療では改善しない)
  • 喉いびき:軟口蓋や口蓋垂の振動が原因(レーザー治療が有効)
  • 舌根沈下:舌の付け根が気道を塞ぐ状態(レーザー治療では効果が薄い)

原因部位について明確な説明がない場合は、再確認することをおすすめします。

チェックポイント3:重症度(AHI)が適切に評価されているか

睡眠時無呼吸症候群の重症度は、AHI(無呼吸低呼吸指数)によって分類されます。この数値を無視して治療を行うと、「思ったほど効果が出なかった」という結果につながります。

重症度 AHI(無呼吸低呼吸指数)
軽症 5以上15未満
中等症 15以上30未満
重症 30以上

AHIの説明を受けていない、あるいは数値を把握していないまま治療を受けるのは非常に危険です。自分の重症度を理解したうえで治療を選ぶことが、失敗回避につながります。

チェックポイント4:肥満度(BMI)が考慮されているか

肥満は、いびきや睡眠時無呼吸症候群を悪化させる重要な因子です。BMIが高いにもかかわらず、その点に触れずにレーザー治療を勧められる場合は注意が必要です。

  • BMI 25以上ではレーザー治療の効果が出にくい
  • 気道周囲の脂肪が原因で狭窄が起きている
  • 治療後に無呼吸が悪化するケースもある

対処法:BMI 25以上の場合には、まず減量を優先する、もしくは減量と並行して治療を行う判断が重要になります。

チェックポイント5:医師の経験と実績が十分か

レーザー治療は、医師の経験によって結果に差が出やすい治療です。どの医師が施術を行うのかは、失敗を避けるうえで非常に重要なポイントです。

  • 年間のレーザー治療件数
  • これまでの治療実績や症例数
  • 合併症やトラブルの発生率

初回カウンセリングの際に、これらの点について質問し、納得できる説明が得られるかどうかを確認しましょう。

いびきレーザー治療の体験談3選

いびきレーザー治療の体験談3選

いびきレーザー治療を検討する際、多くの方が気になるのが「実際に受けた人はどうだったのか」というリアルな声ではないでしょうか。ここでは、治療結果が異なる3つのケースを紹介します。成功例だけでなく、「効果を感じなかった例」「悪化した例」もあわせて掲載することで、治療の現実を客観的にお伝えします。

体験談1:レーザー治療でいびきが改善したケース(40代男性・軽症)

治療前の状況: 家族からいびきが大きいと指摘され、本人も熟睡感のなさを自覚していました。検査の結果、AHIは10で軽症の睡眠時無呼吸症候群と診断されました。BMIは24で、肥満はありませんでした。

治療内容: 喉いびきが原因と判断され、スノアレーズ(当院独自のレーザー治療)を3回実施しました。治療間隔は約1か月で、いずれも外来で行いました。

治療後の結果: 3回目の治療後からいびきが明らかに軽減し、再検査ではAHIが3まで改善しました。パートナーからも「ほとんど気にならなくなった」と言われるようになったそうです。

その後の感想: 「痛みが心配でしたが、想像していたよりも楽でした。ダウンタイムも短く、仕事に影響が出なかったのが助かりました。最初に回数の説明を受けていたので、不安なく続けられました。」

体験談2:効果を感じにくかったケース(50代男性・中等症)

治療前の状況: 大きないびきと日中の強い眠気に悩んでおり、検査ではAHI 25の中等症と診断されました。BMIは28でやや体重が多めでした。

治療内容: ナイトレーズを5回実施しました。喉の違和感はあったものの、大きなトラブルはありませんでした。

治療後の結果: いびきの音自体はやや小さくなったものの、日中の眠気は改善せず、再検査でもAHIは20と大きな変化は見られませんでした。

原因とその後: 中等症の睡眠時無呼吸症候群では、レーザー治療のみでは改善が不十分だったと考えられました。その後、舌根沈下への対応としてマウスピース療法に切り替え、症状は徐々に改善しています。

体験談3:治療後に状態が悪化したケース(60代男性・肥満体型)

治療前の状況: 長年いびきに悩んでおり、AHIは15で境界型から中等症に近い状態でした。BMIは32と肥満体型でした。

治療内容: 睡眠時無呼吸症候群の診断を受けたうえで、LAUP(切除するレーザー治療)を1回実施しました。

治療後の結果: いびきの音は小さくなったものの、無呼吸の回数が増え、再検査ではAHIが22に悪化していました。

原因とその後: 肥満による気道狭窄が主な原因と考えられ、レーザー治療だけでは改善が難しい状態でした。現在は減量を優先しながら、今後の治療方針を再検討しています。

これらの体験談から分かるように、いびきレーザー治療の結果は原因・重症度・体型によって大きく異なります。成功例だけで判断せず、効果が出なかった場合の対応まで含めて理解することが重要です。

レーザー治療の種類とそれぞれの違い

レーザー治療の種類とそれぞれの違い

いびきのレーザー治療と一口にいっても、実際にはいくつかの治療法が存在し、治療方法・痛み・ダウンタイム・費用・適応が大きく異なります。ここでは、前述でも触れられている「切除するレーザー治療」と「切除しないレーザー治療」の違いをさらに整理し、加えて当院で行っているスノアレーズについても詳しく解説します。

なお、いびきの背景には、睡眠時無呼吸症候群などの疾患が関係していることもあります。 レーザー治療を検討する前に、受診の必要性や相談先を把握しておくと安心です。
👉 無呼吸症候群の受診ガイドを確認する

LAUP(切除するレーザー治療)

LAUP(レーザー口蓋垂軟口蓋形成術)は、CO2レーザーなどを使用して、口蓋垂や軟口蓋の一部を実際に切除する治療法です。以前から行われている方法で、睡眠時無呼吸症候群と診断されるなど基準を満たした場合に限り保険適用となります。

  • 治療方法:口蓋垂・軟口蓋の粘膜をレーザーで切除
  • メリット:保険適用で費用が比較的安い
  • デメリット:術後の痛みが強い、ダウンタイムが長い
  • ダウンタイム:1~2週間程度、食事がつらいこともある

LAUPは費用面ではメリットがありますが、痛みや合併症のリスクが比較的高い点には注意が必要です。また、軽症のいびきには有効な場合がありますが、適応を誤ると改善しないケースもあります。

ナイトレーズ(切除しないレーザー治療)

ナイトレーズは、YAGレーザーを用いて軟口蓋などの軟部組織を加熱し、切除せずに組織を収縮・引き締める治療法です。身体への負担が少ない点が特徴です。

  • 治療方法:軟部組織を切らずに引き締める
  • メリット:痛みが少ない、ダウンタイムが短い
  • デメリット:保険適用外で費用が高い
  • 治療回数:通常2~5回が必要

ナイトレーズは、非肥満体型(BMI 25未満)かつ軽症の睡眠時無呼吸症候群(AHI 15未満)の方に適した治療法です。一方で、1回で効果を期待すると「効果なし」と感じやすいため、治療回数の理解が重要です。

スノアレーズ(切除しないレーザー治療・当院独自)

スノアレーズは、基本的な原理はナイトレーズと同様ですが、照射方法や治療設計を工夫することで、効果と安全性のバランスをより重視した、当院独自の医療レーザー治療です。喉や口蓋にレーザーを照射し、粘膜を引き締めて形状を整えることで気道を広げ、いびきの改善を目指します。

治療の基本的な仕組み

  • 喉や口蓋にレーザーを照射し、粘膜を引き締めて気道を広げる
  • 切除を行わず、喉への物理的な負担を抑える
  • 気道の形状を整えることで、いびきの原因となる狭窄を改善する
  • 喉が原因のいびき(喉いびき)や、軽症から一部の中等症の方を対象

スノアレーズの主な特徴・メリット

  • 痛みが少ない:メスを使用せずレーザー照射のみで行うため、従来の外科的治療と比べて痛みが出にくい
  • 短時間の施術:治療時間は約15分程度と短く、忙しい方でも受けやすい
  • ダウンタイムが短い:腫れや強い痛みが出にくく、治療後は日常生活へ早期に戻りやすい
  • 安全性への配慮:喉の表面を対象とした治療のため、後遺症が残るリスクが比較的低い
  • オーダーメイド治療:患者様一人ひとりの状態に合わせて照射設定を調整

スノアレーズは、仕事や日常生活への影響を最小限に抑えたい方にとって、選択肢となり得るレーザー治療です。ただし、すべての方に適している治療法ではなく、それぞれの治療には明確な特徴や適応があります。「新しい治療だから」「負担が少なそうだから」といった理由だけで選ぶのではなく、自分の症状や重症度に合った治療を選ぶことが、後悔しないための重要なポイントです。

治療が自分に合っているかどうかは、実際の症状や検査結果を確認しなければ判断できません。当院では、いきなり治療を行うことはせず、レーザー治療が適しているかどうかを事前に丁寧に確認したうえでご提案しています。

「自分のいびきは喉が原因なのか」「スノアレーズが本当に向いているのか」といった疑問をお持ちの方は、まずは無料カウンセリングでお気軽にご相談ください。

レーザー治療の費用と保険適用について

レーザー治療の費用と保険適用について

いびきレーザー治療を検討する際、多くの方が最も気にされるのが費用と保険が使えるかどうかではないでしょうか。治療法によって保険適用の有無や自己負担額は大きく異なり、事前に理解しておかないと「思っていたより高額だった」と後悔することにもつながります。ここでは、代表的なレーザー治療ごとの費用と注意点を整理します。

なお、いびき治療では治療法によって保険が使える場合と使えない場合があります。事前に条件を知っておくことが重要です。
👉 いびき治療は保険適用される?条件・費用を完全解説

LAUP(保険適用されるレーザー治療)

LAUP(レーザー口蓋垂軟口蓋形成術)は、切除を伴うレーザー治療ですが、 すべてのいびきに健康保険が適用されるわけではありません

健康保険が適用されるのは、睡眠時無呼吸症候群(SAS)と診断された場合で、 一般的にはAHI 15以上、または高血圧などの合併症を伴うケースが対象となります。 単純ないびきのみを改善したい場合は、原則として保険適用外となります。

  • 自己負担額:約30,000円(3割負担の場合)
  • 標準的な治療回数:原則1回
  • 入院:原則不要(医療機関によって異なる)

費用を抑えられる点はメリットですが、前章で解説したとおり、 術後の痛みやダウンタイムが比較的長い点には注意が必要です。

ナイトレーズ(保険適用外)

ナイトレーズは切除しないレーザー治療で、身体への負担が少ない反面、保険適用外の自由診療となります。

  • 費用:1回 80,000~100,000円
  • 標準的な治療回数:3〜5回
  • 入院:不要

ナイトレーズが保険適用外となる理由は、薬機法上の位置づけや保険診療としての承認を受けていないためです。複数回の治療が前提となるため、総額でいくらかかるのかを事前に確認することが重要です。

スノアレーズ(保険適用外・当院の治療法)

当院で行っているスノアレーズも、ナイトレーズと同様に保険適用外の自由診療となります。

  • 費用:初回 21,780円(税込)/通常1回 99,000円(税込)
  • 標準的な治療回数:3〜5回
  • 入院:不要

自由診療であっても、年間の医療費が10万円を超える場合は、医療費控除の対象となる可能性があります。確定申告を行うことで、実質的な負担を軽減できるケースもあります(参照:国税庁|医療費控除の対象となる医療費)。

費用だけで治療法を決めてしまうと、「安かったが合わなかった」「高額だったのに効果が出なかった」という結果になりかねません。自分の症状に合った治療かどうかを第一に考え、そのうえで費用を比較することが大切です。

レーザー治療を受ける前に知っておくこと

レーザー治療を受ける前に知っておくこと

いびきレーザー治療で後悔しないためには、「治療を受けるかどうか」だけでなく、受ける前に何を確認し、どう準備するかが非常に重要です。

監修医
木村真聡

ここでは、失敗を避けるために事前に押さえておきたいポイントをまとめて解説します。

術前検査の重要性を理解する

レーザー治療は、誰にでも同じように効果が出る治療ではありません。そのため、術前に行う検査が治療の成否を左右します。

  • 睡眠ポリグラフ検査:AHI(無呼吸低呼吸指数)を把握する
  • 内視鏡検査:いびきの音が発生している部位を特定する
  • CT検査:気道の形状や狭窄の有無を確認する

これらの検査を通じて、「本当にレーザー治療が適しているのか」を判断します。検査結果の説明が不十分なまま治療を勧められた場合は、慎重になる必要があります。

医師と十分に相談する

治療前のカウンセリングでは、遠慮せずに疑問や不安を伝えることが大切です。説明を受けるべきポイントを整理しておくと、判断しやすくなります。

  • 想定される治療回数と治療期間
  • 総額の費用と追加費用の有無
  • ダウンタイムや日常生活への影響
  • 合併症やリスクの可能性

「自分の症状にレーザー治療は本当に適していますか」「改善が見られなかった場合はどうなりますか」といった質問を投げかけ、納得できる回答が得られるかどうかを確認しましょう。

生活習慣の見直しも必要になる

レーザー治療の効果を最大限に引き出すためには、治療だけに頼るのではなく、生活習慣の改善も欠かせません。

  • 減量:BMI 25以上の場合は特に重要
  • 禁酒:就寝前の飲酒は気道を狭くする
  • 禁煙:喫煙は喉や気道の炎症を悪化させる

これらを怠ると、治療後に「効果が長続きしない」「思ったほど改善しない」と感じる原因になります。治療は生活習慣改善とセットで考えることが大切です。

鼻の問題がないか確認する

鼻づまりがあると、口呼吸が習慣化し、いびきが悪化しやすくなります。レーザー治療を検討する前に、鼻の状態も確認しておく必要があります。

  • アレルギー性鼻炎
  • 慢性副鼻腔炎
  • 鼻中隔弯曲症

これらが原因の場合、鼻いびきは耳鼻咽喉科での専門的な治療が必要です。原因に合わない治療を選ばないことが、後悔しないための重要なポイントです。

まとめ|いびきレーザー治療で後悔しないために

まとめ|いびきレーザー治療で後悔しないために

いびきレーザー治療は、身体への負担が比較的少なく、外来で受けられる治療法として注目されています。一方で、正しく理解せずに治療を選択すると、「効果なし」「手術しても治らない」「失敗した」と感じてしまう可能性があることも事実です。

いびきレーザー治療の主なデメリット

  • 複数回の治療が必要になる場合がある
  • 保険適用外の治療は費用が高額になりやすい
  • いびきの改善効果には個人差がある
  • 治療方法によって、一時的に喉の痛みや腫れが生じることがある

これらのデメリットは、「治療が悪い」のではなく、適応や前提条件を理解していないことから問題になるケースがほとんどです。

「効果なし」「失敗」を回避するための重要ポイント

  • 術前検査を徹底し、原因部位を正確に特定する
  • AHI(無呼吸低呼吸指数)で重症度を把握する
  • BMIなど体型の影響を考慮する
  • 治療回数や限界について事前に理解する
  • レーザー治療の経験が豊富な医師を選ぶ

また、鼻づまりが原因の鼻いびきはレーザー治療では改善せず、耳鼻咽喉科での専門治療が必要である点も、必ず押さえておきたい重要なポイントです。

当院のいびきレーザー治療「スノアレーズ」の特徴

  • 切除を行わず、身体への負担が少ない治療
  • 患者様一人ひとりに合わせた治療計画
  • 経験豊富な医師による診療体制

いびき治療で大切なのは、「とにかく治療を受けること」ではなく、自分のいびきの原因に合った治療を選ぶことです。レーザー治療が適していない場合には、無理に勧めることはありません。

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「自分はいびきレーザー治療に向いているのか知りたい」「過去に治療を受けたが改善しなかった理由を知りたい」——そのような方は、まずは無料カウンセリングをご利用ください。検査結果や症状をもとに、患者様にとって最適な選択肢を一緒に考えます。

いびきの悩みは、正しい知識と適切な治療選択によって改善が期待できます。一人で悩まず、ぜひ一度ご相談ください。

監修医
木村真聡
監修医
木村真聡

大阪大学医学部を卒業後、大学病院や一般病院での臨床経験を経てレーザー治療を中心に専門性を磨き、日本レーザー医学会認定医1種や日本抗加齢医学会専門医の資格を取得。その豊富な実績が評価され、某大手クリニックで総院長を務めるなど、10年以上にわたり医療の最前線で活躍しています。また、著書『医師が教える最強のメンズ美容ハック』(幻冬舎)などを通じて、レーザー治療や健康管理に関する情報を積極的に発信。現在は、その長年の知見と技術力を活かし、いびきのレーザー治療クリニックを監修し、患者一人ひとりの悩みに寄り添った安全かつ効果的な治療を提供しています。

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