いびきの治し方として試されるツボ15選|小指・手・足裏のセルフケアを図解で解説
いびきで家族やパートナーに迷惑をかけていないか、不安になったことはありませんか。
「今夜から何とかしたい」
「薬や機械に頼らず、まずは自分でできる対策を知りたい」
そんな悩みから、いびきを改善するツボがないか調べる方は少なくありません。
実際、ツボ押しは自宅で簡単にできるセルフケアとして知られており、 一時的に鼻の通りが良くなったと感じる人がいることもあります。
ただし、その効果については個人差があり、 医学的に明確な即効性が証明されているわけではありません。
ツボ押しは、あくまでいびきを軽減する可能性のある補助的なセルフケアとして、 正しい理解のもとで取り入れることが重要です(参考:鼻詰まりはツボで解消できるのか?(由風BIOメディカル))
まずは「ツボ押しでどこまで対策として考えられるのか」という基礎知識から見ていきましょう。
いびきに効くツボとは?基礎知識

いびき対策として「ツボ押し」が紹介されることは多いものの、本当に効果があるのか、どこまで期待してよいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
ツボ押しは、医療行為の代わりになるものではありませんが、いびきの原因によっては症状を和らげるセルフケアとして役立つ可能性があります。
まずは、ツボ押しで「できること」と「できないこと」を正しく理解することが大切です。
ツボ押しでいびきは治るのか?
結論からお伝えすると、ツボ押しだけでいびきを完全に治すことは難しいのが現実です。
ただし、ツボ押しは「何も効果がない」というわけではなく、いびきを軽減するための補助的なセルフケアとして有効な場合があります。
ツボ押しによって期待できる主な作用は、次の3つです。
- 鼻づまりの改善:鼻周囲や顔のツボを刺激することで血行が促進され、鼻粘膜の腫れが和らぐ
- 気道の拡張サポート:喉や首まわりの緊張が緩み、空気の通り道が確保されやすくなる
- 自律神経の調整:リラックス効果により睡眠の質が向上し、いびきが出にくくなる
特に下記のケースでは、その日のうちに変化を感じる人もいるのがツボ押しの特徴です。
- 口呼吸になっている
- 疲労やストレスが溜まっている
- 一時的にいびきがひどくなっている
一方で、いびきの原因が構造的な問題や病気にある場合、ツボ押しだけでの改善は期待できません。その点を理解したうえで取り入れることが、正しい付き合い方といえます。
ツボ押しが効果的な人・効果が薄い人
いびきの原因は人によって異なります。
そのため、ツボ押しが向いている人と、あまり向いていない人が存在します。
ツボ押しが効果的な人
- 鼻づまりや鼻炎が原因でいびきをかいている人
- 疲労やストレスが溜まっているときにいびきが出やすい人
- 軽度〜中等度のいびきで悩んでいる人
- 「最近いびきがひどくなった」と感じている人
このようなケースでは、血行促進やリラックス作用により、ツボ押しで症状が和らぐ可能性があります。
ツボ押しでは効果が薄い人
- 肥満が原因で気道が物理的に狭くなっている人
- 睡眠中に呼吸が止まる「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」の疑いがある人
- 扁桃腺肥大、鼻中隔湾曲症などの構造的な問題がある人
- 大きないびきが毎晩続いている人
これらに当てはまる場合、ツボ押しを続けても十分な改善が見られないことがあります。
ツボ押しを1〜2週間続けてもいびきが改善しない場合は、睡眠時無呼吸症候群の可能性も考えられますので、その場合は自己判断せず、専門の医療機関を受診することが大切です。
「このままで大丈夫かな」と感じたときは、当院の無料カウンセリングで原因を確認することから始めてみてください。
ツボ押しの効果を高める3つのコツ
ツボ押しは、やみくもに押せば良いわけではありません。
タイミングや続け方を工夫することで、効果を感じやすくなります。
押さえておきたいポイントは次の3つです。
- お風呂上がりに押す:体が温まり血行が良い状態では、ツボの刺激が伝わりやすい
- 就寝前に押す:リラックス効果が高まり、いびきが出にくい状態で眠りにつける
- 毎日継続する:1回だけで判断せず、習慣化することで変化を実感しやすくなる
ツボ押しは「強ければ強いほど良い」ものではありません。
痛気持ちいいと感じる程度を目安に、呼吸を止めず、リラックスした状態で行うことが大切です。
【今夜から試せる】いびき対策として使われる代表的なツボ3選

「今夜からすぐに何とかしたい」
「出張や旅行で、今すぐいびきを抑えたい」
そんな切実な悩みを持つ方に向けて、ここではいびき対策として試されることの多いツボを厳選して紹介します。
これらのツボは、鼻づまりや喉まわりの緊張に関係するとされており、 就寝前に行うことで一時的に呼吸が楽になる可能性があります。
迎香(げいこう):鼻づまりを即座に改善

ツボの場所
小鼻の両脇、鼻の付け根にあるくぼみ部分
期待できる効果
- 鼻腔の血行を促進し、鼻粘膜の腫れを和らげる
- 鼻づまりを改善し、口呼吸から鼻呼吸へ切り替えやすくする
- 花粉症やアレルギー性鼻炎によるいびきにも有効
なお、花粉症やアレルギー性鼻炎が原因で鼻づまりが起きている場合、ツボ押しだけでなく、原因への対策も重要になります。
👉 花粉症でいびきがひどくなる原因と対策
押し方
- 両手の人差し指の腹を迎香に当てる
- 鼻の骨に向かって、やや強めに押す
- 5秒押して5秒休むを、3〜5回繰り返す
押すタイミング
就寝前、鼻づまりを感じたとき
医学的な考え方
迎香の刺激によって鼻周囲の血流が促され、 一時的に鼻の通りが良くなったと感じる人もいます。
その結果、鼻呼吸がしやすくなることで、 口呼吸が関係しているいびきが和らぐ可能性が考えられます。
天突(てんとつ):気道を即座に広げる

ツボの場所
左右の鎖骨の間にある、のど元のくぼみ
期待できる効果
- 気管周辺を刺激し、空気の通りを良くする
- 呼吸が楽になり、喉の振動によるいびきを軽減
- 咳や痰が絡むときの不快感を和らげる
押し方
- 人差し指または中指を、鎖骨の間のくぼみに当てる
- 鎖骨の奥に指を入れるようなイメージで、やや強めに押す
- 10秒押して5秒休むを、4セット行う
押すタイミング
就寝前、呼吸が浅い・喉が詰まる感じがあるとき
注意点
のど周辺はデリケートな部位です。
強く押しすぎず、「気持ちいい」と感じる範囲で行ってください。
医学的な考え方
天突は気管・喉頭周辺の緊張を緩めるとされ、気道が確保されることで、空気抵抗が減り、いびき音が出にくくなると考えられています。
人迎(じんげい):首の血行を即座に改善

ツボの場所
喉仏の左右、軽く触れると脈を感じる部分(頸動脈の横)
期待できる効果
- 首まわりの血行を促進する
- 自律神経のバランスを整え、リラックス状態を作る
- 喉の緊張が緩み、睡眠中の呼吸が安定しやすくなる
押し方
- 親指と人差し指・中指で軽く挟むように触れる
- 強く押さず、やさしく揉みほぐす
- 20〜30回を目安に行う
押すタイミング
就寝前、首や肩のこりを感じるとき
注意点
頸動脈が近くを通っているため、強く押さないことが重要です。
必ずやさしい刺激にとどめてください。
医学的な考え方
人迎への刺激は、自律神経に関わる頸動脈洞に影響を与えるとされます。
リラックス状態が深まることで、睡眠の質が向上し、いびきが出にくい状態へ導きます。
ツボ押しは、いびきを和らげるためのセルフケアとして役立つ可能性がありますが、喉や気道そのものが原因の場合、改善が難しいケースも少なくありません。
その場合は、原因を一度しっかり確認することが大切です。
【小指のツボ】少沢(しょうたく)で気道を広げる

「いびきに小指のツボが効くと聞いたけれど、本当なの?」
「小指のどこを押せばいいのか分からない」
このような疑問から、小指のツボについて効果や正しい場所を詳しく知りたいと考える方が多いようです。
ここでは、特に注目度の高い小指のツボを、場所・押し方・効果・注意点まで丁寧に解説します。
少沢(しょうたく)とは?

ツボの場所
小指の爪の生え際の外側
爪の根元にある、わずかにへこんだ部分が目安です。
期待できる効果
- 喉まわりの緊張を緩め、気道を広げるサポート
- 呼吸を楽にし、いびきの音を軽減する
- 喉の違和感やイガイガ感を和らげる
押し方
- 反対の手の親指と人差し指で、小指の爪の生え際をつまむ
- 痛気持ちいいと感じる強さで押す
- 5秒押して5秒休むを、3〜5回繰り返す
押すタイミング
就寝前、仕事や家事の合間、移動中など
※手軽に押せるため、日中のケアにも向いています。
医学的・東洋医学的な考え方
少沢は東洋医学で「小腸経」の始点にあたるツボです。
小腸経は首や喉、耳周辺とも関連が深いとされ、刺激することで喉まわりの緊張が緩み、呼吸がスムーズになると考えられています。
小指の第二関節の下:いびきに効くとされる民間療法のツボ

ツボの場所
小指の第二関節(爪側から数えて2つ目の関節)の下
期待できる効果
- 喉の周りの緊張をやわらげるサポート
- 喉の通りを良くし、呼吸を楽にするサポート
押し方
- 反対の手の親指と人差し指で第二関節の下を挟む
- やや強めに、じんわりと圧をかける
- 5秒押して5秒休むを、3〜5回行う
押すタイミング
就寝前、テレビを見ながら、デスクワークの合間など
注意点
小指の第二関節に関しては、あくまで民間療法として知られている方法であり、効果には個人差があります。
「即効性を感じる人もいる一方、変化を感じにくい人もいる」
という点を理解したうえで、無理のない範囲で試すことが大切です。
小指のツボを押す際の注意点
小指は他の指に比べて細く、刺激が伝わりやすい部位です。
効果を高めるためにも、以下の点に注意してください。
- 強く押しすぎない(痛みを感じたら力を弱める)
- リラックスした状態で、呼吸を止めずに行う
- 1回で判断せず、毎日継続することを意識する
小指のツボは、手軽に続けやすいという大きなメリットがあります。
即効性のあるツボと組み合わせて行うことで、いびき対策の幅が広がります。
一方で、変化を感じにくい場合は、セルフケア以外の選択肢も検討してみましょう。
【手のツボ3選】仕事中でも押せる手軽なツボ

「いびき対策をしたいけれど、足裏や顔のツボは日中に押しづらい」
そんな方におすすめなのが、手のツボです。
手のツボは、仕事の合間、移動中、テレビを見ながらなど、場所を選ばずに刺激できるのが大きなメリットです。
ここでは、いびき対策として押しやすく、効果が期待できる手のツボを3つ紹介します。
咽頭点(いんとうてん):喉の炎症を和らげる

ツボの場所
中指と薬指の股の下あたり、骨のくぼみのすぐ下
期待できる効果
- 喉の炎症や腫れを和らげる
- 喉の違和感によるいびきを軽減する
- ポリープや喉の不調が関係するいびきに向いている
押し方
反対の手の親指で、やや強めに押しもむように刺激します。
10〜20秒ほどを目安に、ゆっくり行いましょう。
合谷(ごうこく):万能といわれる代表的なツボ

ツボの場所
手の甲側で、親指と人差し指の骨が交わる付け根のくぼみ
期待できる効果
- 気管まわりの緊張を緩め、呼吸を整える
- 首・肩のこりを和らげ、血行を促進する
- ストレスによるいびきの軽減が期待できる
押し方
親指を合谷に当て、人差し指側の骨に向かって押しもむように刺激します。
痛気持ちいい強さで、20〜30秒ほど行いましょう。
呼吸器系の反射区(手のひら):呼吸を整えるサポート

⚠️「反射区」とは、手や足にある、体の特定の部位と対応していると考えられているポイントのことです。内臓や器官とつながっているとされ、刺激することでその部位の働きをサポートするといわれています。
ツボの場所
手のひら側、人差し指・中指・薬指・小指の付け根の下の部分
期待できる効果
- 呼吸器系(肺)の働きをサポート
- 呼吸を整え、気道の通りを良くする
- 息苦しさの緩和
押し方
反対の手の親指の腹を使い、指と指の間の骨のすき間を、小さく円を描くように刺激します(人差し指と中指の間が特に重要)。
深呼吸をしながら行うと、よりリラックスしやすくなります。
手のツボは、仕事などの合間でも取り入れやすい対策です。
それでもいびきが続く場合は、短時間で受けられるレーザー治療という方法もあります。
【足のツボ5選】効果が高い足の反射区

足裏には全身につながる反射区が集中しており、いびき対策としても効果が期待できるポイントが多いのが特徴です。
手のツボに比べるとやや刺激しにくいものの、その分、しっかり刺激できれば変化を感じやすいというメリットがあります。
ここでは、足裏を中心に、いびきと関係が深い足の反射区を5つ紹介します。
甲状腺の反射区:空気の通りを良くする

ツボの場所
親指と人差し指の股の間から、かかと方向へ1〜1.5cmほど縦に伸びるゾーン
期待できる効果
- 喉や首まわりの働きをサポートする
- 空気の通りを良くし、いびきを軽減する
押し方
親指で、やや強めに縦方向へ押しもむように刺激します。
お風呂上がりに行うと、より刺激が伝わりやすくなります。
副甲状腺の反射区:気管の働きを整える

ツボの場所
足の親指の付け根の内側部分
期待できる効果
- 気管の状態を整え、呼吸を安定させる
- 喉の違和感や詰まり感を和らげる
押し方
親指をツボに当て、つま先方向へ押しもむように刺激します。
強さは「痛気持ちいい」と感じる程度が目安です。
下あごの反射区:蓄膿症やポリープが原因のいびきに

ツボの場所
足の親指の関節にある、しわの下側部分
期待できる効果
- 蓄膿症やポリープなどが原因のいびきをサポート
- 鼻や喉まわりの不調を和らげる
押し方
日常的に指で刺激しておくのがおすすめです。
テレビを見ながらなど、リラックスした状態で行いましょう。
呼吸器系の反射区:呼吸全体を整える

ツボの場所
足裏の中央部分(土踏まずのやや上)
期待できる効果
- 呼吸器系全体のバランスを整える
- 全身の血行を促進し、リラックス効果を高める
押し方
両手の親指で、足裏の中央を円を描くように押しもみます。
深呼吸しながら行うことで、睡眠前のリラックスにもつながります。
鼻の反射区:鼻づまりや炎症にアプローチ

ツボの場所
足の親指の爪の生え際に沿った、L字型のゾーン
期待できる効果
- 鼻づまりや鼻の炎症によるいびきを軽減
- 鼻呼吸をしやすくするサポート
押し方
爪の生え際に沿って、やや強めに押しもみます。
鼻が詰まっているときは、左右の足をバランスよく刺激してください。
足の反射区は、しっかり刺激できれば変化を感じやすいといわれています。
それでも改善しない場合は、セルフケアだけにこだわらない判断も重要です。
【頭・顔のツボ2選】鼻づまりを改善するツボ

いびきの原因として非常に多いのが、鼻づまりによる口呼吸です。
鼻の通りが悪いと、睡眠中に自然と口が開き、喉が振動していびきが出やすくなります。
ここでは、鼻腔まわりの血行を促し、鼻呼吸をサポートする頭・顔のツボを2つ紹介します。
上星(じょうせい):鼻腔の血行を促す

ツボの場所
顔の中心線上で、髪の生え際から指1本分ほど上
期待できる効果
- 鼻腔内の血行を促進する
- 鼻づまりや鼻のムズムズ感を和らげる
- 鼻呼吸をしやすくし、いびきを軽減する
押し方
中指の腹でツボを押し、1秒に1回ほどのリズムで刺激します。
1分程度を目安に、呼吸を止めずに行いましょう。
押すタイミング
就寝前、鼻が詰まっていると感じたとき
印堂(いんどう):鼻づまりと精神的緊張を和らげる

ツボの場所
左右の眉毛の間にあるくぼみ
期待できる効果
- 慢性的な鼻炎や鼻づまりを和らげる
- 緊張を緩め、リラックス効果を高める
- 睡眠の質を高め、いびきが出にくい状態を作る
押し方
中指の腹で円を描くようにやさしく揉みます。
または、30秒ほど軽く指圧し続ける方法でも構いません。
押すタイミング
就寝前、ストレスや疲れを感じているとき
ツボ押しの効果を高める生活習慣

ツボ押しは、いびきを軽減するための有効なセルフケアですが、生活習慣を見直すことで、その効果をさらに高めることができます。
「ツボ押しをしているのに、なかなか変化を感じられない」
そんな場合は、次のポイントもあわせて意識してみてください。
横向きで寝る
仰向けで寝ると、重力の影響によって舌が喉の奥へ落ち込みやすくなり、気道が狭くなることでいびきが出やすくなります。
一方、横向きで寝ることで舌の落ち込みを防ぎやすくなり、気道が確保されやすくなるため、いびきの軽減が期待できます。
横向きの姿勢が安定しにくい場合は、抱き枕などを使うと、無理なく姿勢を維持しやすくなります。枕選びのポイントはこちらを参考にしてください。
👉 睡眠時無呼吸症候群に効く枕の選び方とおすすめ5選
特に、仰向けでいびきをかきやすい人は、寝る姿勢を変えるだけでも変化を感じることがあります。
寝る前の飲酒を控える
アルコールには一時的なリラックス効果がありますが、いびきに関しては悪影響を及ぼすことが少なくありません。
飲酒によって喉や舌の筋肉が緩むと、睡眠中に気道がふさがりやすくなり、呼吸が不安定になっていびきが大きくなる傾向があります。 また、アルコールは睡眠の質そのものを低下させやすい点にも注意が必要です。
いびきが気になる方は、就寝前3〜4時間の飲酒を控えることを意識してみてください。
ダイエットを意識する
体重が増加すると、とくに首や喉まわりに脂肪がつきやすくなり、気道が物理的に狭くなることでいびきが出やすくなります。
舌の根元や喉の奥に脂肪がつくことで、睡眠中に気道が圧迫されやすくなり、呼吸が妨げられるケースもあります。 一般的に、BMIが25以上の場合はいびきのリスクが高まるといわれています。
急激な減量は必要ありませんが、適正体重を意識することが、いびき改善につながるケースも多いです。
体重や体型といびきの関係について、より詳しく知りたい方はこちらも参考になります。
👉 いびきと肥満の関係|痩せたら本当にいびきは治るのか徹底解説
鼻呼吸を習慣化する
口呼吸は、いびきを引き起こす大きな原因のひとつです。 鼻呼吸を意識することで舌の落ち込みを防ぎやすくなり、喉の乾燥や振動が抑えられるため、いびきの軽減が期待できます。
また、鼻呼吸が習慣化されることで、睡眠中の呼吸が安定しやすくなる点もメリットです。
鼻呼吸を身につけるための具体的なトレーニング方法については、こちらで詳しく解説しています。
👉 睡眠時の口呼吸を治す方法|トレーニング完全ガイド
ツボ押しで改善しない場合の対処法

ツボ押しや生活習慣の見直しを続けても、いびきがほとんど改善しない場合は、セルフケアだけでの対応が難しい可能性があります。
その場合に考えられる代表的な原因と、取るべき対処法を解説します。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の可能性
ツボ押しを1〜2週間続けても変化がない場合、睡眠時無呼吸症候群(SAS)が隠れていることがあります。
SASは、睡眠中に呼吸が何度も止まる病気で、いびきはその代表的なサインの一つです。
SASが疑われる主な症状
- いびきの音が非常に大きい、または不規則
- 睡眠中に呼吸が止まっていると指摘されたことがある
- 日中の強い眠気やだるさがある
- 起床時に頭痛がある
- 集中力や記憶力の低下を感じる
睡眠時無呼吸症候群(SAS)を放置すると、 高血圧、心筋梗塞、脳卒中などのリスクが高まることが、 厚生労働省の情報でも示されています(参考: 睡眠時無呼吸症候群(SAS)|e-ヘルスネット)
これらは生活習慣病や命に関わる病気につながる可能性もあるため、決して軽視できません。こちらの記事でも詳しく解説しています。
👉 いびきが突然死を招く?睡眠時無呼吸症候群の真実と対処法
「ただのいびきだから大丈夫」と自己判断せず、症状が続く場合や日中の強い眠気などがある場合は、早めに医療機関で原因を調べることが重要です。
当院・スリープメディカルクリニックの「スノアレーズ」という選択肢
セルフケアで改善しないいびきに対して、当院では「スノアレーズ(レーザー治療)」による根本的な治療を行っています。
スノアレーズは、喉の奥にある軟口蓋や口蓋垂にレーザーを照射し、組織を引き締めることで気道を広げる治療法です。
◆スノアレーズの主な特徴
- 痛みが少ない:メスを使わずレーザー照射のみで治療を行うため、従来の手術に比べて痛みが少ないです。希望者には無料でスプレータイプの表面麻酔を使用します。
- 短時間の施術:治療時間は約15分と短く、忙しい方でも受けやすい治療です。
- ダウンタイムがほぼない:治療後の腫れや痛みがほとんどなく、施術後すぐに日常生活へ戻れます。
- リスクが低い:喉の表面にのみ作用するレーザー治療のため、大きな腫れや後遺症が残るリスクは少ないとされています。
- オーダーメイド治療:患者様一人ひとりの状態に合わせて照射設定を調整することで、高い効果が期待できます。
詳しくはこちらのページをご覧ください。
👉 いびきレーザー治療「スノアレーズ」
◆料金案内(自由診療)
- 初回トライアル:21,780円(税込)
- 単回価格:99,000円(税込)
- 回数コース:3回297,000円(税込)/6回534,600円(税込)
治療回数の目安や適したプランについては、カウンセリング時に症状やご希望を伺ったうえで、丁寧にご説明いたします。
◆治療の流れ
- 無料カウンセリングで、いびきの原因を詳しく確認
- 症状や生活習慣に合わせた治療計画を立案
- レーザー治療を実施(所要時間:約15分)
- 治療後のフォロー・経過確認
ツボ押しで改善が見られない場合でも、原因に合った治療を行うことで、いびきの大幅な軽減が期待できます。
「自分の場合はどうなのか」気になる方は、お気軽にご相談ください。
鍼灸治療という選択肢もある
「自分でツボを押すのが難しい」
「より正確にツボを刺激したい」
このような方には、鍼灸院での治療も一つの選択肢になります。
鍼灸治療では、専門的な知識と技術を持つ施術者が、体の状態を見極めながらツボの位置を正確に捉えてアプローチします。
指で押すセルフケアと比べて、より深部まで刺激が届く可能性がある点や、体質改善を目的とした施術を受けられる点も特徴といえるでしょう。
⚠️当院では鍼灸治療は行っていません。 あくまで、いびき対策の一つの参考情報としてご紹介しています。
よくある質問(FAQ)

いびきやツボ押しについては、実践前・実践中にさまざまな疑問が出てきます。
ここでは、特に質問の多い内容をQ&A形式でまとめました。
ツボ押しはどのくらいの期間続ければ効果が出ますか?
効果を感じるまでの期間には個人差がありますが、1〜2週間ほど継続することで変化を実感する方が多いです。
ただし、毎日続けているにもかかわらず変化を感じられない場合や、いびきの音が以前よりも大きくなっているように感じる場合は、睡眠時無呼吸症候群など、別の原因が関係している可能性も考えられます。
そのような場合は、セルフケアに固執せず、専門的な相談を検討することが大切です。
ツボ押しは1日何回行えばいいですか?
基本は就寝前に1回で問題ありません。
そのうえで、お風呂上がりなど体が温まっているタイミングや、日中に鼻づまりや喉の違和感を感じたとき、仕事や家事の合間のリラックスタイムに行うことで、効果を感じやすくなる場合もあります。
無理に回数を増やす必要はなく、継続しやすい頻度で続けることが最も重要です。
ツボ押しは痛くても我慢して押すべきですか?
いいえ、我慢する必要はありません。ツボ押しは「痛いほど効く」というものではなく、痛気持ちいいと感じる強さが適切とされています。
強い痛みを感じる場合は力を弱め、押したあとに不快感や違和感が残る場合は、無理に続けず中止するようにしてください。
刺激が強すぎると、逆に筋肉が緊張し、いびきを悪化させてしまう可能性もあるため注意が必要です。
小指のツボは本当にいびきに効果がありますか?
小指のツボ(少沢)は、東洋医学では喉や呼吸器系と関わりが深いツボとされています。
一方で、科学的なエビデンスは十分に確立されておらず、効果の感じ方には個人差がある点も理解しておく必要があります。
小指のツボ単体に過度な期待をするのではなく、迎香・天突・人迎といった即効性が期待されやすいツボと併用することで変化を感じやすくなるケースもあります。
ツボ押しだけでいびきは完全に治りますか?
ツボ押しは、いびきを軽減するための補助的な方法です。
残念ながら、すべてのいびきを完全に治す方法ではありません。
特に、肥満が原因となっているいびきや、睡眠時無呼吸症候群が関係している場合、また喉や鼻の構造的な問題がある場合には、医療的な治療が必要になることが多いです。
妊娠中でもツボ押しはできますか?
妊娠中は、ツボ押しを行う際に注意が必要です。
特に、合谷(ごうこく)など一部のツボは、子宮収縮を促す可能性があるとされています。
自己判断で強い刺激を行うことは避け、実施前には必ず、かかりつけの産婦人科医に相談するようにしてください。安全を最優先に考えることが大切です。
子どものいびきにもツボ押しは効果がありますか?
子どものいびきは、扁桃腺肥大やアデノイド肥大といった、成長過程や身体的な要因が関係していることが多く見られます。
そのため、ツボ押しだけでは改善しないケースも少なくありません。いびきが続く場合は、小児科や耳鼻咽喉科の受診を優先してください。
なお、扁桃腺やアデノイドの肥大については、こちらの記事で解説しています。
👉 扁桃腺の手術でいびきは治る?費用と「治らないケース」を専門医が徹底解説
いびき防止グッズとツボ押しを併用しても問題ありませんか?
はい、併用して問題ありません。
口テープと鼻づまり改善のツボを組み合わせたり、あごサポーターと小指のツボをあわせて取り入れるなど、工夫次第で相乗効果が期待できる場合もあります。
ツボ押しと併用できる、いびき対策グッズについて詳しく知りたい方はこちらも参考にしてください。
👉 いびき対策グッズおすすめ人気ランキング2025
まとめ|ツボで軽減、改善しない場合は専門的な治療を

この記事では、いびき対策として注目されているツボ押しを中心に、自宅で取り組めるセルフケア方法について解説してきました。
記事のポイント
- いびきに関係するツボは、手・足・顔・頭などに10個以上ある
- 中でも「迎香・天突・人迎」は、即効性が期待されやすい代表的なツボ
- 小指のツボ(少沢)は、喉まわりの緊張をやわらげるサポートとして取り入れやすい
- ツボ押しは、いびきを完全に治す方法ではなく、軽減を目的とした補助的なセルフケア
- お風呂上がりや就寝前など、リラックスした状態で毎日続けることが大切
- ツボ押しは「今夜からできる」「道具がいらない」という手軽さが大きなメリット
一方で、原因によってはツボ押しだけでは改善が難しいケースも少なくありません。
ツボ押しで改善しない場合は、次のステップへ
1〜2週間ほど継続してもいびきに変化を感じられない場合や、いびきの音が大きく、ほぼ毎晩続いている場合、さらに日中の強い眠気や集中力の低下がある場合は、セルフケア以外の原因が関係している可能性も考えられます。
このようなケースでは、睡眠時無呼吸症候群などの可能性も視野に入れることが重要です。
当院では、いびきの原因を丁寧に見極めたうえで、スノアレーズ(レーザー治療)による根本的な改善を目指しています。
無料カウンセリングのご案内
「ツボ押しは試したけれど、いびきが改善しない」
「自分のいびきの原因を一度きちんと知りたい」
そのような方は、ぜひ一度、当院(スリープメディカルクリニック)の無料カウンセリングをご利用ください。
ツボ押しは、いびきを完全に治す方法ではなく、 生活習慣の見直しとあわせて取り入れる補助的なセルフケアです。
いびきが続いている場合や、日中の眠気・呼吸が止まっているように感じることがある場合は、 セルフケアだけで抱え込まず、専門的な視点で原因を確認することが大切です。
大阪大学医学部を卒業後、大学病院や一般病院での臨床経験を経てレーザー治療を中心に専門性を磨き、日本レーザー医学会認定医1種や日本抗加齢医学会専門医の資格を取得。その豊富な実績が評価され、某大手クリニックで総院長を務めるなど、10年以上にわたり医療の最前線で活躍しています。また、著書『医師が教える最強のメンズ美容ハック』(幻冬舎)などを通じて、レーザー治療や健康管理に関する情報を積極的に発信。現在は、その長年の知見と技術力を活かし、いびきのレーザー治療クリニックを監修し、患者一人ひとりの悩みに寄り添った安全かつ効果的な治療を提供しています。
